■施設概要
  砂丘博物館(仮称)の計画地は、鳥取砂丘の西側にあり、北・東・西側の3方を砂丘に囲まれています。また南側には県道があり、北側の砂丘の先は日本海に至ります。博物館の主な施設は全て地下2層に収められ、東面のみが、窪地となった砂丘から立面を見ることができる形となっています。大規模な施設全体が地下に埋められた建築は日本では稀なものですが、これは鳥取砂丘といった周辺環境に配慮した為です。残念ながら、本計画は実施設計を終えた段階で建設が中止されましたが、本計画の立地条件を考えたとき、また箱物行政を改めるといった観点から考えると、この判断は良かったのではないかと思います。

■プロジェクト解説
  砂丘博物館は設計当初から、砂丘との連続性を図るために、屋上面を凹凸のある曲面とすることが考えられていました。設計を担当したシーラカンスK&Hの依頼を受けて、砂丘と地続きになる屋上面に対して、どのように砂が流入・堆積するかを解析するシミュレーションを行い、屋上の形態検討に役立てました。
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