■ 概説
  Mプロジェクトでは、100haを超える広大な敷地に万単位の来訪者を想定し、人の活動をシミュレーションする「アクティビティ・プログラム」を開発しました。また、人工生命を利用して、パラメータの値により、様々な「群れ」を生成するプログラムの開発を、同時に行いました。こうしたプログラムを利用することで、デザイン検討のベースとなるシミュレーションを行い、デザイナーの発想をサポートするツールを開発しました。
  アクティビティ・シミュレーションや環境シミュレーションは、直接、形態を発生するプログラムとは異なり、デザイン手法としては間接的なものといえます。また、まだまだ現実との定離も大きく、シミュレーションをそのまま適用するには、注意が必要です。
  しかし、デザインの基礎的な検討や、デザイナーのアイデアを刺激するツールとしては、充分利用することが可能です。デザイナーの使い方によっては、それまでにはない組合せや配置など、デザインの基本的な考え方を大きく変える手法として、これから可能性が大きな分野といえます。


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